要求の厳しいプランニング環境のための高度なプランニング

工業製品メーカーが、競争力を強化するために高度プランニング・スケジューリングシステム (APS)を利用する道を選択することを決意してから、数十年が経過しました。その間、APSシステムは、納期遵守の信頼性及び在庫レベル等のKPIにおいて目に見える改善をもたらしたことで好評を得てきました。しかしながら、特異な生産に関する制約が存在する業務環境が実在し、そのことが、想定通りのアウトプットを算出する従来のAPSソリューションの導入の妨げ、若しくはその導入失敗の原因となっております。

上記のような問題点は、LOGISが言う、要求の厳しい環境で操業する企業において発生します。この環境の特徴として、高い独自性及び複雑性並びに対象領域が広範囲であることが挙げられますが、これらは、従来のAPSプロジェクトの失敗に共通する代表的な要素です。

LOGISが紹介するプランニングツールは、要求の厳しいプランニング環境に適応するように設計されています。つまり上述のようなプランニングシステムにおける極めて高い要求を満たすこと、またこのような環境にある企業が、業務の効率性及び顧客納期遵守率を大幅に改善出来ることを目的として設計されています。

高い独自性

当然ながら、他と同一の状況というものは、複雑なビジネスには存在しません。そのため、そのような状況における生産プランニングでは、プランニングの際に考慮しなければならない企業(若しくは業界)特有のプロセスと制約が多数存在します。

固定された既知の制約及び固定されたデータモデル並びにユーザーインターフェースをもつ従来のAPSシステムとは異なり、LOGISが紹介するツールは、前例のないカスタマイズの能力を備えています。これらのツールによって、企業特有の制約をプランニングシステムへの取り込み及びユーザーインタフェースの機能的なカスタマイズ並びに全く新しいフォーム作成が可能になります。また、これらが可能になることによって、極めて要求の厳しいプランニング環境におかれた企業でさえも、生産管理のための確固とした計画を作成することが可能となります。

広範囲のスコープ

大企業では、プランニング業務をたった1名が担当することが妥当ではないケースが多く存在します。しかしながら実際の業務において、チームプランニングには問題があります。1名のプランナーが計画上のあるオペレーションに移動の変更を加えた場合、意図的な変更ではなかったとしても、通常他のプランナーが担当している下流オペレーションに変更が発生し、それぞれのプランナーは自らが要望する計画を作成しようするため、ピンポンゲームのようなやり取りが発生します。

LOGISプランニングツールには、真のマルチユーザープランニングの機能が備わっており、複数の計画者による複数のアクションにおける如何なる不整合も体系的に解決することが可能です。1人のプランナーのアクションによって別のプランナーの作業結果が損なわれることはありません。このようにして最終的な計画は、全ての計画者の提案が考慮され、最終的な計画の価値を最大化します。従って偶発的ではなく、常に高品質な計画が最終的に作成されます。

LOGISプランニングツールにはまた元に戻す/やり直しの機能があり、これは高度プランニングシステムの世界では特異なものであり、これによって作業の柔軟性が高まり、作業がさらに容易になります。

高い複雑性

工業製品メーカーにおける業務効率の重要度が以前より極めて高くなっておりますが、業務効率を向上させることは大変困難です。要求の厳しいプランニング環境においては、プランニングシステムに搭載されている単一で普遍的なソルバーのみに依存することは最早不可能となっております。しかしながら、複数の専門化されたソルバーを採用しても、それらは相互の制約が確認出来ないため、多くの場合失敗します。例えば、キャパシティプランニングソルバーは、鉄鋼のチャージの化学成分を考慮することは不可能です。そのような状況において、質の高い計画を作成するためには、全ての主要な制約を考慮しなければならないことは明らかです。

LOGISは、相互の制約が確認不可能な各々のソルバー間の連携を可能にする技術を開発しました。この技術は既に実際の稼働環境において使用され、成功を収めています。

予測可能性の限界

将来を見通す水晶玉があれば、要求の厳しいプランニング環境における企業活動はどれほど容易になるでしょうか。残念ながら、そのような水晶玉を持つ企業にはお目にかかったことがありません。オーダー引当の変更及び想定外の設備停止並びに不安定な生産歩留に対応し、状況の変化を反映させるためには、迅速な生産計画(再計画)を可能にする必要があります。

LOGISプランニングツールには最先端の技術が備わっており、世界のトップ10に入る鉄鋼メーカーの生産においても僅か数分で再計画することが可能です。


一般的に、プランニング環境が厳しいほど、これらの技術を利用することによる恩恵は従来のAPSソリューションに比べて一層大きくなります。

以上のように、最も要求の厳しい環境においてさえも、これらの技術を利用することで堅牢なプランニングシステムを開発することが可能になります。このシステムは、十分な情報に基づいた判断を可能とし、また最終的には極めて高度な業務の効率性及び顧客納期遵守率の達成を可能とするシステムです。

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